「ロシア文学の入門に」
信濃毎日新聞 2017.5.25掲載
ロシア語同時通訳者の小宮山俊平さん(66)=上田市天神=が、ロシアの作家チェーホフの短編小説集「チェーホフ ショートセレクション 大きなかぶ」(理論社)を新訳した。
小宮山さんは「ロシア文学の入門として、中学生や高校生にも読んでほしい」と話している。
「大きなかぶ」は世界の著名な作家5人の短編小説集が5冊セットになった「世界ショートセレクション」の第5巻。挿絵は絵本作家ヨシタケシンスケさんが担当した。「大きなかぶ」など10話を収録している。
小宮山さんは、理論社の創業者で上田市出身の作家兼編集者、故小宮山量平さんの長男。
フリーの通訳者として、報道番組の通訳や会議の同時通訳、旅行ガイドなどを務めた。現在は、市民講座「生涯楽習 上田自由塾」で「ロシアよもやま話」の講師を務める。
ロシア文学について「登場人物の名前がややこしい、解説や注釈が多いなどの読みにくさがある」と指摘。意味や味わいを変えずに読みやすいよう工夫したという。
「チェーホフ ショートセレクション 大きなかぶ」はB6判で216ページ、1404円。
「世界ショートセレクション」は5冊セットで7020円。
問い合わせは午前11時~午後5時に、エディターズミュージアム(tel 0268-25-0826)へ。火曜休館