Editor's Museum「小宮山量平の編集室」

日々のできごとと思いを伝えます。

2016-11-01から1ヶ月間の記事一覧

父の言葉をいま・・・その72

まつもと市民芸術館で、チェーホフの「かもめ」を観てきました。 1950年劇団民藝は創立公演にこの「かもめ」を上演しています。その時のトレープレフ役だった宇野重吉さんが演出にまわられた1969年の「かもめ」のパンフレットが今手元にあります。(父は130…

語り継ぐ永六輔さんの思い

50人講演映像や歌などでしのぶ信濃毎日新聞 信州ワイド覧 2016.11.27掲載 上田市出身の作家兼編集者・故小宮山量平さんの編集室「エディターズミュージアム」(上田市天神)は26日、放送作家、作詞家、ラジオパーソナリティとして活躍し7月に83歳で亡くなっ…

父の言葉をいま・・・その71

12月のはじめ、18度目のパリへ旅立ちます。 行く度に訪れるいくつかの美術館。今年も「絵」とのめぐりあいを楽しみにしています。 何度も同じ「絵」の前に立ちました。 「ああ、今年もこうしてここに立っている。立つことができた。」─── 過ぎた一年を振り返…

父の言葉をいま・・・その70

三笠宮様が〈はしがき〉(まえがき)を書かれた『月の輪教室』の目次に父が引用し(1954年)、「私の大学」のシリーズの巻頭にかかげた(1956年)アラゴンの詩の一節── 学ぶとは 誠実を 胸にきざむこと 教えるとは ともに 希望を語ること アラゴンは20世紀フ…

父の言葉をいま・・・その69

『月の輪教室』という本が刊行されたのは1954年。その序文、「はしがき」を書かれているのは三笠宮崇仁さまです。直筆の原稿がこのミュージアムに保存されています。編集者であった父は、どのような経緯があって宮さまにお願いしたのか・・・・・。 「お父さん、…