Editor's Museum「小宮山量平の編集室」

日々のできごとと思いを伝えます。

2018-10-01から1ヶ月間の記事一覧

父の言葉をいま・・・その155

2004年に起きたイラク人質事件を思い出しました。 『悠吾よ!明日のふるさと人へ』(2006年刊)の中で、父はこんなふうに記しています。 芥川龍之介の『蜘蛛の糸』の一節を引いて───。 (前略) カンダタはそのクモの糸をしっかりとつかみ、上へ上へとたぐり…

父の言葉をいま・・・その154

「わが青春のふるさとは北海道だ」───そう記していた父。 一緒に北海道へ行こう・・・・・、よくそう言っていました。 けれど実現できませんでした。 そのことを今も悔いています。 父が学生時代、モンテーニュの「随想録」を手に、しばらく過ごした然別湖で、思…

父の言葉をいま・・・その153

“改憲”に並々ならぬ意欲を示している我が国の首相。 1954年生まれ。戦争を知らないだけでなく、戦争を知ろうともしない人。 今、一冊の本を手にしています。 『五十一年目のメッセージ── 一人ひとりの戦争と平和──』 旭川の書店、冨貴堂が1996年に刊行したも…

父の言葉をいま・・・その152

この9月の終わりに、寺山修司作の芝居を観る機会がありました。 これまで寺山作品に馴染んでいなかった私は、少しとまどいながら、けれど次第に寺山ワールドに引き込まれていったのです。 寺山修司で私がいつも思い浮かべるのは、父がたびたび引用していた彼…

シルクロードよもやま話

生涯楽習上田自由塾 公開講座 「シルクロードよもやま話」-蚕都上田の原点、古代東西交易の道の今むかし 講師 :小宮山俊平 (☎090-9247-2310) 開催日:11月17日(土)午後3:00~5:00 場所 :エディターズミュージアム(上田駅前 若菜館3F) 定員、対象:…

父の言葉をいま・・・その151

毎年、パリ滞在中に必ず一度訪れるカフェ「ル・ドーム」。 モンパルナス、ヴァヴァンの交差点のそのカフェのテラスで、ひととき “エコール・ド・パリ”の画家たちに思いを馳せるのです。 初めてそこを訪れた時、私たち夫婦を日本人と見るや、ギャルソン(カフ…