2015-03-01から1ヶ月間の記事一覧
「きりん」の編集や販売の仕事を手伝いながら、灰谷健次郎さんは「詩のコクバン」の連載を続けられました。そして、1965年(昭和40年)、理論社から『せんせいけらいになれ』が刊行されます。 副題は「詩のコクバン」です。 「きりん」による灰谷さんと父と…
「きりん」は昭和23年(1948)、大阪で創刊されました。敗戦からまだ日も浅い時期に、「日本でいちばん美しい子どもの本をつくろう」という願いから生まれた児童詩の雑誌です。 子どものための本の出版を決意し、初めての創作児童文学作品として「荒野の魂」…
創作児童文学の第一作目として「荒野の魂」が刊行されたのは、「つづり方兄妹」刊行の翌年、1959年のことです。 その後、早船ちよさんの「山の呼ぶ声」、山中恒さんの「とべたら本こ」等が“創作少年文学シリーズ”として次々に刊行されていきます。 父は夜…
「日本のほんとうの敗戦は、同胞の自立的精神が失われた日にこそ訪れるのだ・・・・・。」父が繰り返し語っていた“第二の敗戦”。その日に具えて、自分の足で立ち、自分の頭で考える。新しい世代の出現に期待しよう・・・・・。父の思いは、“子どもの本づくり”へと向か…