Editor's Museum「小宮山量平の編集室」

日々のできごとと思いを伝えます。

2015-05-01から1ヶ月間の記事一覧

父の言葉をいま・・・その19

日本読書新聞の「わが友」の欄で、父は3人の“わが友”を語っています。住井すゑさん、五味川純平さん、そして灰谷健次郎さんです。 東京で父と一緒に暮らしていた頃、毎年秋になると、どこからか大きな松茸が、きれいなすだちとともに送られてきました。 「…

父の言葉をいま・・・その18

五味川純平さんの「人間の条件」を三一書房に紹介したことについて、「理論社のような小さな出版社では宣伝費をかけることができないけれど、出版広告を派手にしたら、2万5千部は売れる作品だと思った」と、父は語っていました。 出すべき本を、いつ、どの…

父の言葉をいま・・・その17

アパルトヘイト政策への抗議活動を共にした五味川純平さんについては、父は折りにふれ語っていました。 父が一橋講堂の一角で「統制経済」の発行を始めた頃(1935年)、その雑誌に宛てて、大陸からさまざまな資料を送ってくれたひとりが五味川さんでした。 …