2023-07-01から1ヶ月間の記事一覧
暑い日が続いています。 例年にも増して忙しい鰻屋の夏です。 今年は7月30日が「土用の丑の日」。 思い出があります。 一年に一度だけ、父が鰻屋のカウンターに立つのです。 前かけをして、ホールからの注文を厨房に伝える役目です。 現在の建物になる前の…
「摩文仁(まぶに)の丘」と題された父の文章を今、読み返しています。 ──君らは死に、俺は生きてしまった!── 先週のブログに入れたこの一行がずっと心に残っています。 ふつうなら私のように思想的「前歴」のある者などは真っ先に前線の危地へと送りこんで…
6月22日、102歳で画家野見山暁治さんが逝かれました。 信濃毎日新聞(7月3日付)に、“野見山暁治さんを悼む”と題した窪島誠一郎さんの文章が掲載されました。 「生き残った者」の葛藤と呵責 (前略) 私の営む戦没画学生慰霊美術館「無言館」(上田市)は、…
詩人のまど・みちおさんと父とがひさしぶりに対面した時のことは今でもよく覚えています。 1998年3月23日、その日、「路傍の石文学賞」の授賞式が、当時東京お茶の水にあったカザルスホールで行われました。 『千曲川ーそして明日の海へー』で特別賞をいた…