Editor's Museum「小宮山量平の編集室」

日々のできごとと思いを伝えます。

2022-03-01から1ヶ月間の記事一覧

父の言葉をいま・・・その314

トルストイについて書いた父の言葉が遺っています。 今から100年まえ、当時のロシアがヨーロッパ先進国に追いつくための近代化の歩みに熱中しはじめた頃、トルストイはやがてとてつもない魂の荒廃が支配的になるだろうと、予感しました。これとたたかうため…

父の言葉をいま・・・その313

エッセイストで評論家でいらした秋山ちえ子さん。 1957年から2002年まで長きにわたって、TBSラジオの「秋山ちえ子の談話室」のパーソナリティをつとめられていました。 秋山ちえ子さんから父がいただいた葉書が何枚か遺されています。 その一枚───、 小正月…

父の言葉をいま・・・その312

悲惨な映像を見るのがつらくて、テレビを消してしまいます。 新聞も伏せてしまいます。 目をそらせたからと言って、現実に起きている「戦争」が無くなるわけではないのだけれど・・・・・。 犠牲者の数が報道されます。 難民となってしまった人々の数が報道されま…

父の言葉をいま・・・その311

『つづり方兄妹』が刊行されたのは、昭和33年(1958年)のことです。 刊行後父は背中を押されるように創作児童文学の出版を手掛けることになります。 (前略) 大阪の外れ、枚方市の香里という原っぱの多い辺りの香里小学校に、松原春海という綴方教育に秀で…

父の言葉をいま・・・その310

1991年1月17日、イラク空爆に始まった湾岸戦争。 その時うけた衝撃は今でも時々よみがえってきます。 テレビの画面の右上にあった「LIVE」という文字。 戦争を生中継しているということではありませんか。 閃光、そして立ちのぼる煙。 その下で多くのいのち…