Editor's Museum「小宮山量平の編集室」

日々のできごとと思いを伝えます。

2023-09-01から1ヶ月間の記事一覧

父の言葉をいま・・・その384

いつだったか、父と渋谷の街を歩いていた時のことです。 「ここにいつもハチ公がいたんだよ」と父が・・・・・。 今思うと、かつて第一銀行渋谷支店のあった場所で、そこがその銀行の裏口だったのです。 なぜそんな記憶が甦ったかというと、朝日新聞9月18日付の「…

父の言葉をいま・・・その383

父が手がけた本が並ぶこのミュージアムの棚に、ずっと気になっていた一冊があります。題名が気になっていたのです。 『タスケテクダサイ』。 1970年に刊行されました。“仁保事件”について書かれた本です。 その年(1970年・昭和45年)の5月9日付の中国新聞が…

父の言葉をいま・・・その382

9月12日付の「しんぶん赤旗」の記事に心を動かされました。 “松川事件 無罪確定60年” 戦後最大級の謀略事件で冤罪事件と言われる「松川事件」の無罪確定から、9月12日で60年になります。(後略) (※)松川事件 1949年8月、福島県の国鉄東北本線松川駅─金谷…

父の言葉をいま・・・その381

1923年、関東大震災が起きた時、父は七歳でした。 『昭和時代落穂拾い』の連載(週刊上田新聞社)の中で、父は幼い日の記憶を綴っています。 (前略) 震災のときは父は珍しく元気に一族を叱咤して、柿の木の根方に四角い蚕籠を重ねて並べ、そこにゴザを敷い…