Editor's Museum「小宮山量平の編集室」

日々のできごとと思いを伝えます。

2020-11-01から1ヶ月間の記事一覧

父の言葉をいま・・・その252

「それにしても創作児童文学出版の道は険しかった」───。 (『昭和時代落穂拾い』より) それでも父は歩みはじめました。1959年のことです。 1967年、東京の椿山荘で行われたパーティーのことはよく覚えています。 母と下の弟の民人といっしょに、私も参加さ…

父の言葉をいま・・・その251

創作児童文学作品の刊行をはじめた頃(1959年)のことを、父はこんなふうに記しています。民間文部省の心得 それにしても創作児童文学出版の道は険しかった。今では信じられないことであるが、あの学校図書館法が成立した直後のころ、子どもたちの本棚といえ…

父の言葉をいま・・・その250

11月5日、私の誕生日です。 私が生まれた日の父の日記が『愛になやみ死をおそれるもの』(共著 1950年理論社刊)に収められています。 1947年、父は上京し、『理論社』をおこしました。 「季刊理論」創刊号を4月に刊行。 その年の11月に私が生まれたのです。…

父の言葉をいま・・・その249

2005年6月25日に亡くなられた長新太さん。 戦後創作児童文学への道を同志として父と共に歩み、『千曲川』第四部までの表紙とさし絵を描いて、父を励ましつづけてくださいました。 第五部 “希望=エスポワール” を書こうとしていた父にとって、長さんの不在は…