Editor's Museum「小宮山量平の編集室」

日々のできごとと思いを伝えます。

2020-12-01から1ヶ月間の記事一覧

父の言葉をいま・・・その256

なんだかうやむやなままこの一年が終わろうとしています。 「学問の自由」への介入───。 不安が胸をよぎります。 思想統制への流れがしのび寄ってくるような怖さを感じるのです。 信濃毎日新聞がこの夏、8月15日を前に「思想監視─公文書・記録は語る─」とい…

父の言葉をいま・・・その255

最近ずっと気になっていた言葉があります。 日本学術会議における任命除外の問題が語られる時、何度かその言葉を目にしました。 ドイツ人、マルティン・ニーメラー牧師(1892~1984)の言葉です。 引用されている部分に心をひかれて、全文を読んでみたいと思…

父の言葉をいま・・・その254

父がいただいた多くの手紙、ハガキの整理を続けています。 父は返信したものには必ず“スミ”と丸で囲んで記していました。 何とたくさんの“スミ”をしたのでしょう。 一緒に行った旅先で、あるいは美術館で、必ず絵はがきを買いもとめていた父を思い出します。…

父の言葉をいま・・・その253

わら半紙を少し厚くしたような、きばんだ小さなハガキが残されています。 1951年(昭和26年)、父あてに届いたある展覧会のお知らせです。 “ご無沙汰いたしました。いろいろおせわになりました” そう添え書きがありました。 原爆の図美術展覧会 丸木位里・赤…